古代ギリシャコイン ブルッティウム レギウム 前350-前270年 上から見たライオンの頭の毛皮 アポロン

古代ギリシャコイン ブルッティウム レギウム 前350-前270年 上から見たライオンの頭の毛皮 アポロン

販売価格: 165,000(税込)

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作品詳細

古代ギリシャコイン ブルッティウム レギウム 銅貨

前350-前270年発行

オモテ:上から見たライオンの頭の毛皮

ウラ:PHΓINΩN(レギウムの) 月桂冠をつけた右向きのアポロン肖像 首の後ろに小さなイルカ?

サイズ:8,04g 20mm


ブルッティウムはイタリア南部の地域で、現在のカラブリア州です。イタリア半島を長靴にたとえるなら、都市レギウムはちょうど長靴のつま先のあたりに位置し、シチリア島に面していました。
レギウムは紀元前8世紀にギリシャのハルキディキ人によって建設されました。前5世紀のペルシア戦争の際には、レギウムの僭主アナクシラスは、ペルシアから逃れた、たくさんのギリシャ人をレギウムに受け入れたのでした。アナクシラスは、この受け入れたギリシャ人たちの力をかりて、シチリア島の都市ザンクレを征服し、名前を、ギリシャ・メッセニア人が多く移り住んだことから、メッセネに変えました。
前476年にアナクシラスの息子は追いやられ、前461年にはレギウムは民主制になりましたが、前387年、シラクサの支配下に置かれました。