古代ギリシャコイン アイギナ島 スタテル銀貨 前510-前450年 ギリシャで最初にコイン発行を始めたアイギナ島のウミガメのコイン

古代ギリシャコイン アイギナ島 スタテル銀貨 前510-前450年 ギリシャで最初にコイン発行を始めたアイギナ島のウミガメのコイン

販売価格: 165,000(税込)

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作品詳細

古代ギリシャコイン アッティカ地方 アイギナ島 スタテル銀貨

前510ー前450年発行

オモテ:ウミガメ

ウラ:四角の中に5本の線の打ち込み

サイズ:12,38g

<アイギナ島>
ギリシャ、エーゲ海西部、サロン湾中部にある島。
ギリシャで最初にコインを発行したのはアイギナ島であった。
アイギナ島は、アッティカ地方とペロポネソス半島を結ぶ、地理上非常に重要な地点に位置していたため、古代ギリシャ人の貿易の要であり、アテネと肩を並べる国力があった。
アイギナ島がコインの意匠に選んだのはウミガメであった。カメは多産のため豊穣の象徴でアフロディーテの持ち物でもある。
またはウミガメは海を渡るアイギナ島の貿易船をイメージしているのかもしれない。
そして興味深いことに、前459年アイギナ島がアテネとの海戦に敗北した後に発行されたコインの意匠はリクガメに変化した。
これはアイギナ島の人々が海の覇権を失い、陸に閉じ込められたことを示唆しているのかもしれない。