古代ローマコイン 共和政期 前81年 ポストゥミウス・アルビヌス デナリウス銀貨 ディアナ神肖像 生贄にされる牛 スラ独裁官時代のコイン

古代ローマコイン 共和政期 ポストゥミウス・アルビヌス デナリウス銀貨

前81年、ローマ発行

オモテ:右向きのディアナ(狩猟と月の女神であり、女性の守護神)、肩に背負っているのは、弓と矢。ディアナの頭上には牛の頭。

ウラ:A POST AF SN ALBIN (Aulus Postumius Auli Filius Spuri Nepos Albinus アウルス ポストゥミウス アウルスの息子 スプリウスの孫 アルビヌス)
岩の上に生贄のための牛、トーガを着た人(神官) 牛と人の間には祭壇。

コインのサイズ:3,82g 18mm


ウラ面に、生贄にされる牛と祭壇が表されたデナリウス銀貨。
オモテ面のディアナ神肖像の上にも牛の頭が表されている。
このコイン図像は、ローマ建国の牛の生贄をめぐる伝説に由来すると推測されている。
あるサビニ人は巨大な牛を持っていた。お告げによれば、この牛をディアナ神に捧げたものが都市を支配することになるという。
サビニ人がローマのディアナ神殿でこの牛を生贄に捧げようとした時、ローマの神官はズルをして、ローマ人のためにこの牛を生贄に捧げたため、都市の支配権(インペリウム)はローマ人が得たという伝説がある。


貨幣発行人:アウルス・ポストゥミウス・アルビヌス

この貨幣発行人は、前110年の執政官、スプリウス・ポストゥミウス・アルビヌスの孫であり、コインウラ面の銘にもそのことを刻んだ。
このアウルス・ポストゥミウス・アルビヌスはカエサル暗殺者の一人、デキムス・ブルートゥス・アルビヌスの養父と考えられている。


<デナリウス・セッラ―トゥス銀貨>
このコインは縁がギザギザした、デナリウス・セッラートゥスと呼ばれているデナリウス銀貨。このコインのように周りがギザギザしたデナリウス銀貨は、ローマ共和政期に度々つくられた。
これは、打刻に失敗したわけではなく、周りをギザギザさせることによって、メッキ貨ではないことを印象づけるためにとられた手法であるとも考えられている。しかしデナリウス・セッラートゥスのメッキ貨も見つかっていることから、必ずしもこの説が正しいとは言えない。

古代ローマコイン 共和政期 前81年 ポストゥミウス・アルビヌス デナリウス銀貨 ディアナ神肖像 生贄にされる牛 スラ独裁官時代のコイン

販売価格: 75,000円(税込)

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