古代ギリシャコイン ペロポネソス半島 シキオン 前330-前300年 スタテル銀貨 幻獣 キマイラ アフロディーテの象徴、ハト

古代ギリシャコイン ペロポネソス半島 シキオン スタテル銀貨

前330-前300年発行

オモテ:ΣE 左向きのキマイラ

ウラ:左に向かって飛ぶハト その周りにリース

サイズ:11,85g 23mm



<シキオン>
ペロポネソス半島の北部、コリントスの北西に位置する古代ギリシャの都市。
シキオンはアルカイック時代から美術の中心地として知られ、前4世紀には彫刻家リュシッポスを生んだ。


<キマイラ>
ギリシャ神話の怪獣。テュフォンとエキドナの間に生まれた恐ろしい怪物の一つでライオンの頭、山羊の胴、蛇の尾を持つ。口からは火を吐いた。
イオバテス王の国リュキアを襲い、家来はキマイラの吐く火で焼き殺され、王国を混乱に陥れていたが、
ペガサスに乗ったコリントスの英雄ベレロポンによって殺害された。
シキオンはコリントスの隣に位置していたことから、コリントスの伝説に馴染みが深かったため、コインにキマイラを刻んだと思われる。

キマイラのイメージ




<ハト>
ハトは古代オリエントでは女神アスタルテやセラミスの聖鳥とされ、神殿などで飼われ、生贄にもされた。
古代ギリシャでは愛の女神アフロディテと結び付けられていた。
ローマ時代には食用として飼育される一方、伝書バトとしても活用されていたという。
また創世記、ノアの大洪水では、洪水の終わりに、箱舟の窓から、はじめカラスを放ち、次にハトを送り出した。
ハトは止まる所がなかったので、いったん戻ってきたが、さらに7日まって再び放つと、くちばしにオリーブの葉をくわえて戻ってきた。
こうして水が引き大地が戻ったことを知らせたことから平和のシンボルとされる。

シキオンのコインはほぼ全てにハトが刻まれていることからハトはシキオンのシンボルであったと考えられる。シキオン(ギリシャ語でΣικυών)の頭文字、シグマΣをハトの形に見立てている様に見える。

古代ギリシャコイン ペロポネソス半島 シキオン 前330-前300年 スタテル銀貨 幻獣 キマイラ アフロディーテの象徴、ハト

販売価格: 150,000円(税込)

数量: