古代ローマコイン 共和政期終焉期 前49-前48年 ポンペイウス デナリウス銀貨 ユピテル・テルミヌス肖像 イルカと鷲 カエサルとのファルサルスの戦いに向けポンペイウスが発行したコイン
古代ローマコイン 共和政期終焉期 前49-前48年 ポンペイウス デナリウス銀貨 ユピテル・テルミヌス肖像 イルカと鷲 カエサルとのファルサルスの戦いに向けポンペイウスが発行したコイン
販売価格: 330,000円(税込)
作品詳細
古代ローマコイン 共和政期 ポンペイウス デナリウス銀貨
前49-前48年、ギリシャ発行
オモテ:VARRO PRO Q (Varro Pro Quaestor ウァッロ プロクワエストル)
ユピテル神の境界柱型肖像
ウラ:MAGN PRO COS (Magnus Pro Consul マグヌス プロコンスル)
イルカ、鷲 笏
サイズ:3,59g 20mm
貨幣発行者:グナエウス・ポンペイウス・マグヌス(プロコンスル)、ウァッロ(プロクワエストル)
前49年、カエサルがルビコン川を渡り、ローマへ進軍したため、ポンペイウスら元老院側はイタリアから離れた。
ポンペイウスはギリシャで軍を指揮し、カエサルとの戦いに備えた。
ポンペイウスはイタリアを海上から封鎖しようと試みていたが、カエサルがアドリア海を渡り、前48年ファルサルスの戦いとなった。
ポンペイウスはこの戦いで敗れ、エジプトに向かい殺された。
このコインは、ファルサロスの戦いに備えていたポンペイウスがギリシャで発行したデナリウス銀貨である。
オモテ面にはプロクワエストルのウァッロの名とユピテル神の肖像が境界柱型で表されている。
ローマでは、境界の神、テルミヌス神が信仰され、境界柱が数多く作られた。
ウラ面にはポンペイウスの称号マグヌスを表す、MAGNと、プロコンスルとして軍を指揮したことを示すPRO COS の銘と共に、イルカと鷲が表されている。
イルカはネプトゥヌス神(ポセイドン)、鷲はユピテル神(ゼウス)を表している。
コインのオモテ・ウラ両面でユピテル神、ネプトゥヌス神を表したのは、ローマの最高神たちがポンペイウス軍を加護し、カエサルに勝利することを訴えるためであった。
前49-前48年、ギリシャ発行
オモテ:VARRO PRO Q (Varro Pro Quaestor ウァッロ プロクワエストル)
ユピテル神の境界柱型肖像
ウラ:MAGN PRO COS (Magnus Pro Consul マグヌス プロコンスル)
イルカ、鷲 笏
サイズ:3,59g 20mm
貨幣発行者:グナエウス・ポンペイウス・マグヌス(プロコンスル)、ウァッロ(プロクワエストル)
前49年、カエサルがルビコン川を渡り、ローマへ進軍したため、ポンペイウスら元老院側はイタリアから離れた。
ポンペイウスはギリシャで軍を指揮し、カエサルとの戦いに備えた。
ポンペイウスはイタリアを海上から封鎖しようと試みていたが、カエサルがアドリア海を渡り、前48年ファルサルスの戦いとなった。
ポンペイウスはこの戦いで敗れ、エジプトに向かい殺された。
このコインは、ファルサロスの戦いに備えていたポンペイウスがギリシャで発行したデナリウス銀貨である。
オモテ面にはプロクワエストルのウァッロの名とユピテル神の肖像が境界柱型で表されている。
ローマでは、境界の神、テルミヌス神が信仰され、境界柱が数多く作られた。

ウラ面にはポンペイウスの称号マグヌスを表す、MAGNと、プロコンスルとして軍を指揮したことを示すPRO COS の銘と共に、イルカと鷲が表されている。
イルカはネプトゥヌス神(ポセイドン)、鷲はユピテル神(ゼウス)を表している。
コインのオモテ・ウラ両面でユピテル神、ネプトゥヌス神を表したのは、ローマの最高神たちがポンペイウス軍を加護し、カエサルに勝利することを訴えるためであった。