古代ギリシャコイン ルカニア地方 ヘラクレイア 前281-前278年 スタテル銀貨 勝利のヘラクレス ローマとの戦争、ピュロスの戦いのコイン

古代ギリシャコイン ルカニア地方 ヘラクレイア スタテル銀貨

前281-前278年発行

オモテ:月桂樹の葉で飾られた兜を被った右向きのアテナ神の肖像 アテナ神の首の後ろにはモノグラム

ウラ:APXIAΣ HPAKΛEIΩN (ヘラクレイアのアルキアス) 勝利のヘラクレスの正面立像(ライオンの毛皮を頭から被るヘラクレス 左手に棍棒を持ち、右手は自身に冠を載せている(この行為が勝利を意味する) ヘラクレスの横には豊穣の角

サイズ:7,84g 22mm

ローマと戦った、ピュロスの戦いの時期に発行された銀貨。

<ヘラクレイア>
イタリア半島ルカニア地方の都市国家。都市名はギリシャ神話の英雄ヘラクレスに由来する。
前433年にタラス人、トゥリイ人によって建都された。
前272年にローマ人に降伏した。


<ピュロスの戦い>
前282年、イタリア半島で勢力を伸ばしていたローマは、イタリア半島南部の都市国家タラスと戦うことになった。
しかしタラスは経済都市であったため、十分な戦力を保持していなかった。
そこでタラスをはじめとした南イタリアの都市国家(ヘラクレイアもこれに含まれる)は莫大な賃金を払って、武将として有名なエピルスの王ピュロスとその軍団を雇い入れた。
戦いは2度に渡り、最初の戦いはパンドシアとヘラクイアの間にあるシリス川付近で行われ、ヘラクレイアの戦いと呼ばれる。
ヘラクレイアの戦い、次に行われたアスクルムの戦い、ともにピュロスの戦術により、南イタリアの都市国家軍は見事ローマ軍に勝利した。
しかしローマ軍に勝利することができたものの、ピュロスが失った兵士の数は大変な数にのぼった。
ピュロスは、この時、「もう一度ローマに勝利したら、私1人でエピルスに戻ることになるだろう」と述べたとされる。
この出来事から、英語では大きな損失が伴う勝利のことをPyrrhic Victory(ピュロスの勝利)と呼ぶ。

前275年にピュロスはローマに敗北し、前272年にタラスはローマに征服された。
古代ギリシャコイン ルカニア地方 ヘラクレイア 前281-前278年 スタテル銀貨 勝利のヘラクレス ローマとの戦争、ピュロスの戦いのコイン

販売価格: 600,000円(税込)

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