古代ギリシャコイン マケドニア 前167-前165年 銅貨 希少なシレノス正面肖像

古代ギリシャコイン マケドニア 銅貨

前142-前141年または前167-前165年発行

オモテ:正面から見たシレノス 尖った耳でツタの冠を付けている

ウラ:オークの冠の中にD MAKEΔΟΝΩΝ(マケドニア)

サイズ:8,75g 22mm

マケドニア位置

このシレノスの正面像が刻まれた希少なブロンズ貨は、かつてローマ属州となったマケドニアで、前142-141年のプラエトラルDecimus Junius Silanus(デキムス・ユニウス・シラヌス)が発行した貨幣と考えられていた。
その理由はウラ面の MAKEΔΟΝΩΝ(マケドニア)の文字の上にDがあり、それをDecimusのDと考え、さらにユニウス・シラヌス氏族のシラヌスは神シレノスを意味し、その象徴としてコインのオモテ面にシレノスを刻んだと考えられたからであった。
しかし近年の研究では、コインが埋蔵されていた地層の調査などから、このコインは最初の発行推定年より20年ほど遡った前167-165年(ピュドナの戦い直後頃)にマケドニアによって発行されたと推定されるようになった。
マケドニアの軍用貨として発行されたと推定されている。


<シレノス>

ヘルメスまたはパンとニンフの子。
ディオニュソス神の従者で太鼓腹と獅子鼻を持つ老人の姿であらわされる。
陽気で好色で常に酔払っているが、実は賢者で予言の能力の持ち主。
ディオニソスの守役としてその教育にあたったとされる。

ローマ・マッシモ宮のシレノスの彫像 2世紀半ば頃
この彫像のシレノスもコインのシレノスと同じようにツタの葉を頭に載せ、団子鼻で髭が長い老人の姿で表されている。
古代ギリシャコイン マケドニア 前167-前165年 銅貨 希少なシレノス正面肖像

販売価格: 80,000円(税込)

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