古代ギリシャコイン シチリア カマリナ 銅貨 前5世紀 アテナ神 トカゲを捕えるフクロウ

古代ギリシャコイン シチリア カマリナ 銅貨 前5世紀 アテナ神 トカゲを捕えるフクロウ

販売価格: 44,000(税込)

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作品詳細

ギリシャコイン シチリア島 カマリナ 銅貨

約413-405BC発行

表:羽飾りがついた兜をした左向きのアテナ

裏:KAMA とかげを捕えるフクロウ 3つの球

サイズ:3,19g 14mm


シチリア島 カマリナ
カマリナはシチリア島の南岸部にあった都市。およそ前600年にシラクサの植民市としてつくられましたが、前484年シラクサとゲラの支配者ゲロンによって破壊され、その後ゲラによって再建されました。
前405年にはカルタゴに占拠され、カマリナの人々はシラクサへ逃亡。
そして前258年、第一次ポエニ戦争の際にローマ人によってカマリナは再び破壊されたのでした。


このコインはオモテ面にはアテナ神、ウラ面にふくろうが刻まれていますが、この組み合わせは古代ギリシャで最も有名なコイン、アテネのコインのデザインの組み合わせです。カマリナがこのデザインを使ったのは、ペロポネソス戦争中、前415-前413年のアテネのシチリア遠征と関連があると考えられます。