古代コイン　トラキア王国　前１１-後１２年　トラキア王ロエメタルケス　銅貨　王ロエメタルケスと王女ピトドリス肖像　アウグストゥス肖像　アウグストゥスと同盟を結んでいたトラキア王のコイン

古代コイン　トラキア　王ロエメタルケス　アウグストゥス　銅貨

前11年ー後12年、トラキア発行　

オモテ：ΒΑΣΙΛΕΩΣ ΡΟΙΜΗΤΑΛΚΟΥ　(王　ロエメタルケス)
トラキアの王ロエメタルケス(手前の肖像)と王女ピトドリス(奥の肖像)

ウラ： ΚΑΙΣΑΡΟΣ ΣΕΒΑΣΤΟΥ　(カエサル　アウグストゥス)
右向きのアウグストゥス肖像

サイズ：9,57g 23mm

ローマと同盟を結んでいたトラキア王、ロエメタルケスの銅貨。
オモテ面には王、ロエメタルケスと王女、ピトドリスの肖像が表されている。
ウラ面には、アウグストゥスの肖像が表され、王国のローマへの忠誠が示されている。

ロエメタルケスは前12－後12年に渡ってトラキアを統治した王。
ローマの支配下になかったトラキア人、ベッシ族の反乱によって前王レスクポリスが殺された後、アウグストゥスと同盟を結ぶロエメタルケスが王に即位した。
１２年にロエメタルケスが死去した後、アウグストゥスは王国を２分割して、ロエメタルケスの血族者に統治させた。
４６年、クラウディウス帝の時代に、トラキア王は殺され、トラキアはローマ属州となった。