古代ローマコイン 帝政期 クラウディウス クアドランス銅貨 41年 クラウディウス貨幣改革のコイン

古代ローマコイン 帝政期 クラウディウス クアドランス銅貨 41年 クラウディウス貨幣改革のコイン

作品詳細

古代ローマコイン 帝政期 クラウディウス クアドランス銅貨

41年、ローマ発行

オモテ:TI CLAVDIVS CAESAR AVG (Tiberius Claudius Caesar Augustus ティベリウス・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス) 量りを持った手 量りの間にPNR (Pondus Nummorum Restitutum 改変された貨幣重量)または(Ponderum Norma Restituta 改変された基準重量)

ウラ: PON M TR P IMP P P COS II (Pontifex Maximus Tribunicia Potestate Imperator Pater Patriae Consul Iterum ポンティフェクス・マキシムス(最高神祇官) トリブニキア・ポテスタテ(護民官職権) インペラトル パテル・パトリアエ(国家の父) コンスル2回目)
SC(Senatvs Consvlto 元老院の承認を得て)

サイズ:2,89 14mm

クラウディウスが皇帝に即位した年に発行したクアドランス銅貨。
オモテ面の量りの図像とPNRの銘から、クラウディウスは何らかの貨幣改革を行ったことが解るが、どのような改革であったのか詳しいことはわかっていない。

クラウディウス帝

クラウディウス彫像 ナポリ考古学博物館

在位41-54年
41年、カリグラが暗殺されると、カリグラの伯父クラウディウスが皇帝に推戴された。

クラウディウスの父は、初代皇帝アウグストゥスの妻リウィアの連れ子ドルスス(ティベリウス帝の弟)であった。
母はマルクス・アントニウスとアウグストゥス帝の姉オクタウィアとの間の娘アントニアであった。

クラウディウスは、ローマの外港、オスティア港に半円型の港を建設したことで名高い。

オスティア港のモザイク(カリグラが建設した灯台)