マルクス・アウレリウス

マルクス・アウレリウス

マルクス・アウレリウス彫像 ナポリ考古学博物館(店主撮影)

在位161-180年
アントニヌス・ピウスより後継者に指名されたマルクス・アウレリウスは、アントニヌス・ピウスの死後、実弟ルキウス・ウェルスを共治帝に指名し、ローマ帝国史上初めて、共同統治を行った。

ルキウス・ウェルス彫像 ローマ国立博物館(店主撮影)

しかし、ルキウス・ウェルスの死によって、共同統治は8年しか続かなかった。
先帝アントニヌス・ピウスは、大きな戦争は避けられてきたが、マルクス・アウレリウスの時代は戦乱、疫病が続いた。
マルクス・アウレリウスがゲルマン人との戦争中に書き残した『自省録』は、苦難の中での彼の哲学が綴られている。

ローマ コロンナ広場 マルクス・アウレリウスの記念柱(店主撮影)
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