Parisii パリシーは時を越え古代ギリシャ・ローマ世界と出会うギャラリーです。
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古代ローマコイン 帝政期 コンスタンス 銅貨 337-350年 復活の象徴フェニックスの銅貨

古代ローマコイン 帝政期 コンスタンス 銅貨 337-350年 復活の象徴フェニックスの銅貨

作品詳細

古代ローマコイン 帝政期 コンスタンス 銅貨

337-350年、アンティオキア発行

オモテ:DN CONSTANS PF AVG(我らの主人 コンスタンス 敬虔で幸福なアウグストゥス) ディアデマをつけ軍装したコンスタンスの肖像

ウラ:FEL TEMP REPARATIO(幸福な時代、再来) AN(アンティオキア) 球の上にフェニックス(火の鳥)、右側に星

サイズ:1,95g 16mm

コンスタンティヌス大帝の息子、コンスタンス帝の火の鳥、フェニックスの銅貨。
コンスタンスの時代は、ローマ帝国の最盛期とも言えるコンスタンティヌス大帝の死後、息子たちが権力闘争を繰り広げた混乱期。
コインウラ面に表された再生のシンボルであるフェニックスとFEL TEMP REPARATIO(幸福な時代、再来)の銘は、混乱の世での平和の願いを示している。

アンティオキア位置

<コンスタンス>

コンスタンス彫像
誕生323年頃、死没350年。
ローマ皇帝(在位337-350年)。コンスタンティヌス大帝の第4子。
父の死後、コンスタンティヌス2世、コンスタンティウス2世と共同で統治し、イタリア、アフリカ、イリュリクムを支配。
340年ヒスパニア、ガリア、ブリテンを支配していた兄のコンスタンティヌス2世がイタリアに侵入、これを撃退して兄を敗死させ、西方を支配、フランクを破る。
カトリックを保護し、アリウス派や異教を弾圧した。
最期はマグネンティウスに殺された。

<フェニックス 火の鳥>

火の鳥のモザイク、500年頃、ルーブル美術館

古代エジプトの太陽崇拝と関連する伝説上の霊鳥。
永遠、再生、太陽のシンボル。
古代では放射状光背を持った姿であらわされた。
この鳥はわしと同じ大きさで羽は燃えるような赤と金色で、美しい声で鳴き、500年以上生きるが、一度に一羽のみ生存する。寿命が尽きる頃、香木や香料で巣を作り、その中にこもって火をつけて焼け死ぬが、その灰の中から新しい若鳥が生まれ、没薬の卵に父の遺灰を入れてエジプトのヘリオポリスに飛び、太陽神殿の祭壇に安置するという。