暴君ネロ誕生の悲劇 ラシーヌ 「ブリタニキュス」『ブリタニキュス ベレニス』渡辺守章訳 岩波文庫

・ラシーヌ 「ブリタニキュス」『ブリタニキュス ベレニス』渡辺守章訳 岩波文庫

「ブリタニキュス」は17世紀のフランスの劇作家ジャン・ラシーヌの古代ローマ皇帝ネロを題材にした悲劇。
いかにして暴君ネロが誕生したかがテーマで、ラシーヌ自身はこの作品を「怪物ネロの誕生」と説明した。
ネロが母アグリッピナと決別し、最初の殺人行為、義理の弟ブリタニクス毒殺に至るまでのストーリーは、タキトゥスの『年代記』に基づくが、創作でブリタニクスの恋人として、架空の女性ユリアが登場する。
ネロのユリアへの叶わぬ恋が、ネロを狂気へと導く。
暴君ネロ誕生の悲劇 ラシーヌ 「ブリタニキュス」『ブリタニキュス ベレニス』渡辺守章訳 岩波文庫