古代ローマコイン 帝政期 ガリエヌス 267-268年 アントニニアヌス劣質銀貨  ガリエヌス肖像 弓を持つケンタウロス

古代ローマコイン 帝政期 ガリエヌス アントニニアヌス劣質銀貨

267-268年ローマ発行

表:GALLIENVS AVG (Gallienus Augustus ガリエヌス アウグストゥス)
放射光状王冠を戴いたガリエヌスの右向きの肖像

裏:APOLLINI CONS AVG (Apollini Conservatori Augusti アウグストゥスの守護者アポロンに) Z
矢を放つ、右向きのケンタウロス

サイズ:3,20g 21mm


弓を持つケンタウロスが表されたガリエヌスの銅貨。

<ケンタウロス>
上半身が人間で、腰から下が馬の種族。テッサリア王イクシオンとゼウスがヘラの姿に似せた雲が交わって生まれたと云う。
ケンタウロスが放埓であるというイメージは、結婚式の席で酒に酔ったことから、ラピタイ族と戦闘になったエピソードに因る。
しかしケンタウロスの中には賢者もおり、特にケイロンが有名である。
ケイロンはイアソンやアキレウスなどを教育して彼らに知恵を授けた。
ケイロンはヘラクレスがケンタウロスたちと戦った時に、ヘラクレスの毒矢にあたって不治の傷を負った。
ケイロンは神クロノスの子供であり不死の身であったが、この毒矢の苦しみから逃れるために不死を放棄してハデスの元にいった。
しかし後にゼウスのはからいで天に昇り、いて座となった。


<ガリエヌス>
在位253-268年

混沌の時代に8年間も統治が続いたことから、残されたコインも豊富である。
253年10月、父ウァレリアヌスと共治帝に即位。
260年、父がペルシャのシャープール1世に捕えられたため単独皇帝となった。
同年、下ゲルマニア総督ポストゥムスが反乱を起し、ガリアとゲルマニアにガリア帝国を樹立する事態となった。
268年、ミラノで反乱が起き殺された。
古代ローマコイン 帝政期 ガリエヌス 267-268年 アントニニアヌス劣質銀貨  ガリエヌス肖像 弓を持つケンタウロス