古代ローマコイン 帝政期 ネロ 64年 クアドランス銅貨 柱の上に置かれたコリントス式兜 オリーブの木

古代ローマコイン 帝政期 ネロ クアドランス銅貨 

64年、ローマ発行

オモテ:NERO CLAVD CAESAR AVG (Nero Claudius Caesar Augustus ネロ クラウディウス カエサル アウグストゥス)
柱の上にコリント様式の兜、柱に立てかけられた盾、その後ろに槍

ウラ:GER PON MAX TR P IMP PP (Germanicus Pontifex Maximus Tribunicia Potestate Pater Patriae ゲルマニクス(ゲルマニア征服者) ポンティフェクス・マキシムス(最高神祇官) トリブニキア・ポテスタテ(護民官職権) パテル・パトリアエ(国父)
オリーブの木

サイズ:2,75g 18mm

<ネロ>

ローマ、カピトリーニ美術館 両彫像ともネロ。
ローマ皇帝(在位54-68年)。
母、アグリッピナは皇帝クラウディウスに嫁し、ネロをその養子とし、さらにネロと前妃の子オクタウィアと結婚させ、さまざまな栄誉を与えて、クラウディウスの後継者とした。
54年アグリッピナは夫を、55年には前妃の子ブリタニクスを毒殺し、16歳でネロは軍隊に推されて即位。治世初期は哲学者セネカ、近衛長官ブルスの指導により元老院を尊重し、減税、属州防衛に努めた。
しかしやがて乱行により、政治は乱れ、母、妻オクタウィアらを次々と暗殺。
セネカも追放し、解放奴隷チゲリヌス、愛人ポッパエアらが政治を専断。自身も芸術と享楽に耽溺し、64年のローマの大火も彼のさしがねといわれる。大火の責任をキリスト教徒に負わせて彼らを処刑し、ローマ復興のため属州から搾取するなど暴政に傾き、陰謀とそれを弾圧するために処刑が相次ぎ国内に不安が高まった。
67年にはギリシアに旅し、競技を催し自ら優勝したが、その間各地に反乱が起り、ガルバが皇帝を宣し、元老院はネロを死刑と定めた。そのためローマ近郊でのどを切って自殺。奴隷出身のアクテによって葬られた。
古代ローマコイン 帝政期 ネロ 64年 クアドランス銅貨 柱の上に置かれたコリントス式兜 オリーブの木