Parisii パリシーは時を越え古代ギリシャ・ローマ世界と出会うギャラリーです。
2000年以上前の古代ギリシャ、古代ローマ時代に実際に使われた大変貴重な貨幣(古代ギリシャコイン、ローマコイン、ケルトコイン)を専門に販売しています。
作品の選定には歴史的価値・芸術的価値に重きを置き、厳選に厳選を重ねております。
過去に販売した作品、当ギャラリーのコレクション等も、古代コイン図鑑として年代順に掲載させて頂いておりますのでご参照下さい。
また、古代ギリシャ・ローマ世界に関連するアンティーク作品等も販売しております。こちらもお楽しみ下さい。
なお、お問合せはホームページ右上のお問合せフォームよりお願い致します。

古代ローマコイン 帝政期 マクリヌス 銅貨 217-218年 マクリヌス肖像 ヘラクレスの12の難行、ヒュドラ退治

古代ローマコイン 帝政期 マクリヌス 銅貨 217-218年 マクリヌス肖像 ヘラクレスの12の難行、ヒュドラ退治

作品詳細

古代ローマコイン 帝政期 マクリヌス アッサリオン銅貨

217-218年、モエシア、ニコポリス・アド・イストラム発行

オモテ:右向きマクリヌス肖像

ウラ:ヒュドラ退治をするヘラクレス

サイズ:10,78g 26mm

ヘラクレスの12の難行の1つであるヒュドラ退治が表されたマクリヌス帝の銅貨。

<ヘラクレスのヒュドラ退治>
ヒュドラはアルゴス地方のレルネの沼に住んでいた水蛇の怪物。
頭がたくさん生えているのが特徴で、ヘラクレスが何度、首を落としても、再び首が生えてくるため、ヘラクレスは甥のイオラオスの助けをかりた。
イオラオスが松明を使ってヒュドラの首の付け根を燃やし続け、新しい首が生えてこないようにしているうちに、ヘラクレスは残った首を切り落とし、見事ヒュドラを退治した。
ヘラクレスはこのヒュドラの胆汁から出る毒を、矢に塗って度々使用した。(後にこのヒュドラの毒がヘラクレスを破滅へと導く)
また、このヒュドラ退治の際、ヘラクレスの邪魔をするヘラは、大きな蟹の怪物を送って、ヘラクレスの気を散らそうとしたが、ヘラクレスはこの蟹を足で踏みつぶして殺した。
ヘラはこの蟹を天に上げ、これが星座のかに座となった。


マクリヌス
在位217-218年
217年、カラカラ暗殺の首謀者マクリヌスが皇帝に即位。
マウレタニア出身のムーア人であったマクリヌスは、セプティミウス・セウェルス帝の時代に出世し、カラカラを暗殺した時は親衛隊長であった。
マクリヌスは、アンティオキアに滞在していたカラカラの母ユリア・ドムナを追いやり、ユリア・ドムナは食を絶って自死した。
マクリヌスはパルティアの攻略に失敗し、多額の賠償金をパルティアに支払ったため、軍団との関係が悪化。
このマクリヌスの窮地にユリア・ドムナの妹ユリア・マエサが14歳であった孫エラガバルスを軍団に皇帝に推戴させた。
マクリヌスは9歳の息子ディアドゥメニアヌスにアウグストゥスの称号を与えるも、軍団からの支持は得られなかった。
マクリヌスはアンティオキアへ、ディアドゥメニアヌスはパルティアへ向かう途中で反乱軍により殺された。