古代ギリシャコイン オルビア イルカのコイン 前5-前4世紀

ギリシャコイン オルビア イルカのコイン

前5-前4世紀発行

サイズ:1,11g 27mm

イルカのコイン
紀元前5-4世紀に黒海北岸のオルビア(現在のウクライナ)で発行された青銅のイルカ。
このイルカそのものの形をした青銅は、コインの原型の一形態としてオルビアで流通しました。しかし、貨幣として流通していたのか、奉納品として作られたものなのかはわかっていません。
オルビアはイオニア人の都市ミレトスがつくった植民市でした。
当時、繁栄していたミレトスは莫大な数の商船を抱えていたこと、また海上戦争のためには拠点が必要であったことから、植民市の建設は非常に重要でした。ミレトスがつくった植民市の1つがオルビアです。
オルビアはギリシア世界の重要な商業拠点となり、ギリシア-スキタイ人の都市として栄えました。
イルカはギリシア世界では、知能があること、温厚さから神聖な動物として認められ、海神ポセイドンの聖獣でもあります。
海に面し、海上貿易を行っていた彼らが、イルカをコイン(もしくは奉納物)の意匠として取り入れたのは、自然の成り行きであったと感じます。
古代ギリシャコイン オルビア イルカのコイン 前5-前4世紀