古代ギリシャコイン フォキス地方 銅貨 前357-前346年 フォキス同盟 第3次神聖戦争

古代ギリシャコイン フォキス地方 銅貨

前357-前346年発行

オモテ:3つの牛の顔 それぞれの頭からは鎖が伸びている ΦΩ KE ΩN (フォキスの)

ウラ:月桂冠の中にT

サイズ:8,76g 23mm



フォキス地方はコリント湾北岸のパルナッソス山がある山岳地帯、アポロンの聖域デルフォイがある地域。
この地は自然豊かな肥沃な土地で農耕が栄えた。
前6世紀から、この地方の人々は同盟を組織し、周辺諸都市の保護に務めた。この同盟はフォカイア同盟と呼ばれ、連合軍を組織し、コインも発行した。
このコインは第3次神聖戦争時に発行されたと推測されている。
神聖戦争は、アポロンのデルフォイ聖域をめぐって、隣保同盟と都市の間で起きた3次にわたる争い。
第3次神聖戦争はテーベがフォキスを圧迫したために、フォキスがデルフォイを占領したことにより勃発した。
マケドニアのフィリッポス2世が介入し、フォキスは降伏した。

オモテ面の鎖につながれた牛の頭は、ギリシャ各地で捧げられた牛の生贄を彷彿させる。
古代ギリシャで最も重要な牛の生贄儀式は、古代オリンピックで行われたヘカトンベ(100頭の牛を生贄にした)である。

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