Parisii パリシーは時を越え古代ギリシャ・ローマ世界と出会うギャラリーです。
2000年以上前の古代ギリシャ、古代ローマ時代に実際に使われた大変貴重な貨幣(古代ギリシャコイン、ローマコイン、ケルトコイン)を専門に販売しています。
作品の選定には歴史的価値・芸術的価値に重きを置き、厳選に厳選を重ねております。
過去に販売した作品、当ギャラリーのコレクション等も、古代コイン図鑑として年代順に掲載させて頂いておりますのでご参照下さい。
また古代ギリシャ・ローマ世界に関連するアンティーク作品等も販売しております。こちらもお楽しみ下さい。

古代ケルトコイン ブリタニア・カンティー(現イギリス・ケント州語源) 前50-前20年 4分の1スタテル金貨 古代ケルト芸術

古代ケルトコイン ブリタニア・カンティー(現イギリス・ケント州語源) 前50-前20年 4分の1スタテル金貨 古代ケルト芸術

作品詳細

古代ケルトコイン ブリタニア・カンティー族 4分の1スタテル金貨

前50-前20年発行

オモテ:打ち込みなし

ウラ:木、またはローマの戦勝記念柱

サイズ:1,32g 12mm


このコインの意匠は、ローマコインに表されていた戦勝記念柱をモデルにしているとも推測されている。
左は前46-前45年発行のカエサルのデナリウス銀貨。


(カンティ―族)
現イギリス、ケント州に居住していたケルト人。
ケントKent、カンタベリーCanterburyの名は、カンティー族(Cantii)に由来する。
カエサル『ガリア戦記』ではカンティ―族の土地カンティウムについて多く記述されている。

<カエサル『ガリア戦記』中のカンティー族に関する記述>
(前54年:5巻)
カエサルはブリタニア遠征の記述の中でブリタニアの地形について説明しカンティウムについて以下のように述べている。
ブリタニアの地形は3角形で、その一面がガリアに面している。この面の一角がガリアからの船の大半が向かうカンティウムである。
さらにカエサルはブリタニアの中でカンティウムに住む者が最も文化的で風習はガリアと変わらないと述べている。

ローマの侵入に対してブリタニア人の指導者カッシウェラヌスは、4人の王が君臨していたカンティウムに使節を送り、不意をついて海岸に駐屯するローマ軍を襲うことを指示するが、逆にローマ軍に襲われ敗北した。
カエサルはカンティウムの4人の王の名はキンゲトリクス、カルウィリウス、タクシマグルス、セゴウァクスと伝えている。