Parisii パリシーは時を越え古代ギリシャ・ローマ世界と出会うギャラリーです。
2000年以上前の古代ギリシャ、古代ローマ時代に実際に使われた大変貴重な貨幣(古代ギリシャコイン、ローマコイン、ケルトコイン)を専門に販売しています。
作品の選定には歴史的価値・芸術的価値に重きを置き、厳選に厳選を重ねております。
過去に販売した作品、当ギャラリーのコレクション等も、古代コイン図鑑として年代順に掲載させて頂いておりますのでご参照下さい。
また、古代ギリシャ・ローマ世界に関連するアンティーク作品等も販売しております。こちらもお楽しみ下さい。
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古代ケルトコイン ガリア・ドゥロカセース族(フランス・ドルー群語源) 前2世紀末〜前50年 ポタン貨 古代ケルト芸術

古代ケルトコイン ガリア・ドゥロカセース族(フランス・ドルー群語源) 前2世紀末〜前50年 ポタン貨 古代ケルト芸術

作品詳細

古代ケルトコイン ガリア・ドゥロカセース族 ポタン貨

前2世紀末〜前50年

オモテ:左向きの肖像

ウラ:波線と3つの十字

サイズ:2,76g 18mm

このコインの肖像はパリシー族の金貨の肖像から強い影響を受けたと考えられている。


左:パリシー族の金貨 右:ドゥロカセース族のポタン


<ドゥロカセース族>
ガリア・ケルタエ、現フランス、ウール・エ・ロワール県のドルーに居住していたケルト人。
ドルー群(Dreux)の名はドゥロカセース族(Durocasses)に由来する。
カエサル『ガリア戦記』では、ドゥロカセース族については何も記述されていない。
パリシー族とカルヌーテス族の間に位置した部族であり、コインの意匠はパリシー族から強い影響を受けたと考えられている。


<ポタン>
フランスの古銭学ではこのコインはポタン(Potin)と呼ばれる。
ポタンはガリア人が前2世紀末〜前25年頃まで発行した、さまざまな金属を混ぜて鋳造方式で発行したコインを指す。
このコインの発行はローマによる征服によって縮小したが、アウグストゥスの時代頃まで続けて発行されていたものもある。
分析研究によってポタンに使われた金属は、非常に多くの種類が含まれていたことが分かっている。
ポタンの主要な金属は、銅と錫であるが、中には少量の鉛、ニッケル、鉄、銀、金、アンチモンも含まれていたものもある。
ポタンは交易に使う貨幣としての役割だけでなく、奉納に使うために作られたと推測している研究者も多い。