古代ローマコイン 共和政期  クイントゥス・ティティウス 前90年 デナリウス銀貨 バッカス肖像 ペガサス ローマコイン図像史上、最初のバッカス

古代ローマコイン 共和政期 クイントゥス・ティティウス デナリウス銀貨

前90年、ローマ発行

オモテ:右向きのバッカス神(デュオニソス神)肖像 ツタの葉の冠をつけている

ウラ:Q TITI (Quintus Titius クイントゥス・ティティウス) 右向きのペガサス

貨幣発行人:クイントゥス・ティティウス

サイズ:4,02g 18mm


ローマコイン図像で初めてバッカス(デュオニソス)肖像が登場したデナリウス銀貨。
豊かな長い髪にツタの葉が絡まっていることからバッカス(デュオニソス)と判別される。
ツタは常緑樹で、枯れ木に巻き付いて成長していくことから、不滅の生命のシンボルである。

 デュオニソス彫像 ヘレニズム時代の作品のローマ時代の模作 ローマ国立博物館


ウラ面のペガサスも、デナリウス銀貨で登場するのはこの時が最初であった。(初期のアエス・グラーヴェにペガサスはすでに表されている)
ペガサスはメドゥーサが首を切られた時に、メドゥーサの胴体から誕生した有翼の馬。コリントスの英雄ベレロポンがペガソスと共にキマイラ退治を行った。
ギリシャ都市国家コリントスのコインのシンボルであった。

ペガサスが表されたコリントスの銀貨

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