古代ローマコイン 帝政期 デキウス 249年 アントニニアヌス銀貨 デキウス肖像 ローマ史上初めて外国遠征で敵の手で殺されたローマ皇帝

古代ローマコイン 帝政期 デキウス アントニニアヌス劣質銀貨

249年、ローマ発行

オモテ:IMP TRAIANVS DECIVS AVG (Imperator Traianus Decius Augustus インペラトル トライアヌス デキウス アウグストゥス)
放射光状王冠をつけた右向きのデキウスの肖像

ウラ:VICTORIA AVG (Victoria Augusti アウグストゥスのウィクトリア)
リースとシュロの枝を持つウィクトリア神(勝利の女神)立像

サイズ:4,73g 23mm

デキウス (トライアヌス・デキウス)
在位249-251年

249年、軍隊に皇帝に推戴されたデキウスは、ベロエアでフィリップス・アラブス帝と対峙し勝利した。
5賢帝時代の偉大なトラヤヌスにあやかって、トライアヌスの称号を使ったため、トライアヌス・デキウスとも呼ぶ。
249年に、全ての民がローマの神々を参拝することを義務化した勅令を出したため、キリスト教迫害者とも呼ばれる。
250年、ゴート人征伐に出発。
250年、長男ヘレニウス・エトルスクスに「カエサル」(副帝)の称号を与えた。
251年、長男ヘレニウス・エトルスクスを「アウグストゥス」(皇帝)の称号を与え、次男ホスティリアヌスには「カエサル」の称号を与えた。
同年、長男ヘレニウス・エトルスクスとゲルマン人・ゴート族征伐に出発し、ドナウ川下流のアブリトゥスで2人とも敵に殺された。
デキウスと息子ヘレニウス・エトルスクスは、ローマ史上、初めて外国の敵に戦地で殺された皇帝たちであった。


長男ヘレニウス・エトルスクスのコイン



次男ホスティリアヌスのコイン

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