古代ギリシャコイン トラキア王国 リュシマコス 前323-前281年 アテナ神 ライオンの前半身
古代ギリシャコイン マケドニア トラジロス 前400-前357年 銅貨 ぺタソスを被るヘルメス 薔薇
古代ギリシャコイン パンフィリア地方アスペンドス スタテル銀貨 前380-前330年発行 レスリング 古代オリンピックのコイン
古代ローマコイン(額装付き) ユリウス・カエサル 前42年 デナリウス銀貨 ユリウス・カエサル肖像 牛 神格化されたユリウス・カエサルのデナリウス銀貨
オリンポス12神の肖像の古代コイン 12枚セット
<ヘルメス>
ギリシャ神話の神、ローマ神話ではメルクリウスと呼ばれる。
父:ゼウス
母:マイア(アトラスに娘たちプレイアデスの1人であるニンフ)
ヘルメスの役割:盗み、商売、交通、道路、牧畜などの守護神、また使者の魂を冥府に導く「プシュコポンポス 霊魂の導者」
アトリビュート(持ち物):カドゥケウス(ケリュケイオン:伝令の杖)、タラリア(有翼のサンダル)、ぺタソス(つばの広い帽子)
ヘルメスが描かれた前440-前430年頃の壺絵 アクラガス考古学博物館 (店主撮影)
<カドゥケウスの杖の由来>
カドゥケウス(ギリシャ語ではケリュケイオン)はヘルメスの伝令の杖。
ヘルメスがアポロンの牛を盗んだ時に、甲羅で出来た竪琴をアポロンに贈ることで盗みを帳消しにしてもらい、ヘルメスはアポロンと仲直りをした。
以後2人は仲良くなり、アポロンはヘルメスを牧畜の守護神とし、牛追いの杖であったカドゥケウスを贈った。
カドゥケウスの先の丸みは2匹の蛇を表している。かつて、争う2匹の蛇の間にヘルメスが杖を置くと、蛇がからまり、以後取れなくなったという。
カドゥケウスが刻まれたユリウス・カエサル肖像のデナリウス銀貨 前42年発行