Parisii パリシーは時を越え古代ギリシャ・ローマ世界と出会うギャラリーです。
2000年以上前の古代ギリシャ、古代ローマ時代に実際に使われた大変貴重な貨幣(古代ギリシャコイン、ローマコイン、ケルトコイン)を専門に販売しています。
作品の選定には歴史的価値・芸術的価値に重きを置き、厳選に厳選を重ねております。
過去に販売した作品、当ギャラリーのコレクション等も、古代コイン図鑑として年代順に掲載させて頂いておりますのでご参照下さい。
また、古代ギリシャ・ローマ世界に関連するアンティーク作品等も販売しております。こちらもお楽しみ下さい。
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プリアポス

ギリシャ神話のプリアポス神に関連する作品をあつめました。


プリアポスが表されたローマコイン(両方ともセプティミウス・セウェルスの銅貨)
※プリアポスは古代コイン図像においては非常に珍しく、セウェルス朝の時代の属州貨に僅かに使用されただけです。

<プリアポス>
古代ギリシャ神話の豊穣を守る庭園の神。
巨大な男根を持つ。
アフロデイーテとディオニュソス(ヘルメスの説もある)の子で、サテュロスたちといっしょにディオニュソスに付き従う。
また別説ではゼウスとアフロデイーテとの間の子といわれ、アフロデイーテに嫉妬したゼウスの正妻ヘラが、妊娠したアフロデイーテのお腹に触れたためプリアポスは巨根になったとされる。


左:ポンペイ、ヴェッティの家のプリアポスのフレスコ画 右:拡大写真 (店主撮影) プリアポスの足元にはプリアポスのアトリビュートである果物が描かれている


ポンペイで発掘されたプリアポスのフレスコ画 ナポリ考古学博物館 (店主撮影) 
こちらのプリアポスはヘルメスのアトリビュートであるカドゥケウス(伝令の杖)を持ち、ヘルメスのように足に翼が生えている。
このプリアポスを描いた画家はプリアポスの父親はヘルメスと認識していたと推測される。


<処女神ヘスティアとの神話>
オウィディウスの『変身物語』にはプリアポスと処女神ヘスティアの神話が語られている。
ある時、オリンポスの神々が野外で宴会を開いていた時、出席した神々は皆眠ってしまった。
酔っぱらったプリアポスはヘスティアを犯そうとするが、ロバが大きな鳴き声をあげたためヘスティアは目を覚ましプリアポスの暴行は未遂に終わった。
起きた時のヘスティアの叫び声があまりにも大きかったため、プリアポスは驚き一目散に逃げたという。
これによりプリアポスはロバ嫌いとなり、また自分のためにロバが生贄として捧げられることを喜んだという。


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