古代ギリシャコイン シチリア島 シラクサ 銅貨 前288-前279年 ペルセポネ 2頭立て戦車
古代ギリシャコイン シチリア島・シラクサ リトラ銅貨 前317-前289年 ペルセポネ肖像 僭主アガトクレスの時代の銅貨
古代ギリシャコイン シチリア島 シラクサ 銅貨 前317-289年 ペルセフォネの肖像 古代オリンピック種目、戦車レース
古代ギリシャコイン シチリア島 ケントリパイ ドラクマ銅貨 前354-前344年 ペルセポネ パンサー
古代ギリシャコイン ロクリス・オプンティア 前369-前338年 スタテル銀貨 ロクリスの英雄アイアース
古代ローマコイン 共和政期 前78年 マルクス・ウォルテイウス デナリウス銀貨 バッカス神肖像 ヘビの車で冥界に娘プロセルピナを探しに行くケレス神
古代ギリシャコイン シチリア島・シラクサ 前310-前305年 テトラドラクマ銀貨 僭主アガトクレスの勝利の銀貨 戦勝記念柱を建てる勝利の女神ニケ
<ペルセポネ>
ギリシャ神話の春の女神。コレーとも呼ばれ、ローマ神話ではプロセルピナと呼ばれる。
ゼウスとデメーテルの娘。
冥界の神ハデスに愛されたことから1年の半分を地下で過ごし残りの半分を地上で過ごす。これにより四季が生じるとギリシャ神話は説く。
コレーの銘が刻まれたシラクサのコイン
冥界にペルセポネ(プロセルピナ)を探しに行くデメーテル(ケレス)が表されたローマコイン
<ペルセポネの象徴、ザクロ>
ハデスに冥界へと連れ去られた後、空腹に耐えかねたペルセポネはハデスに差し出されたザクロを口にしてしまった。
一度、母デメーテルの元に戻ってきたペルセポネは冥界のザクロを食べてしまったことを母に告げる。
神々の掟では冥界の食べ物を食べたものは冥界に属さなけらばならないため、ペルセポネ一年のうちの半分(または3分の一)を冥界で過ごすこととなる。
ペルセポネが冥界で過ごす期間は冬となり穀物が実らないが、ペルセポネーが地上に戻ると、花々は咲き、木々には実がつく。
この神話から古代ギリシャ世界ではザクロは多産と豊穣のシンボルとなる。
ザクロが表されたパンフィリア地方シデのコイン