古代ギリシャコイン カリア地方ロードス島 テトラドラクマ銀貨 前3世紀 エーゲ海の薔薇の島、ロードス島のヘリオスと薔薇の銀貨

古代ギリシャコイン カリア地方 ロードス島 テトラドラクマ銀貨

前230-205年頃ロードス島ロードス発行

オモテ:太陽神ヘリオスの正面肖像(太陽光線を表す放射状の冠をかぶっている)

ウラ:RODION(ロードスの) AMEINIAS(貨幣発行人の名) 横から見た薔薇の花、茎からはもう一輪の薔薇が伸びている
薔薇の横には船首

サイズ:13,58g 24mm

世界7不思議の1つに数えられたヘリオスの巨像があったことで名高いロードス島のテトラドラクマ銀貨。
オモテ面にはふっくらとした唇が美しい太陽神ヘリオスの正面肖像が刻まれている。
このテトラドラクマ銀貨のヘリオスは太陽の光線を表す放射状の冠をかぶっているのが特徴。
ロードス島の港に建っていたヘリオスの巨象も放射状の冠をかぶったヘリオス像であったと言われている。

ウラ面の薔薇も素晴らしく美しい。花弁のふくらみがリアルな花のよう。
薔薇の上のRODION(ロードスの)文字もはっきりと残っている。

ロードス島位置

<ロードス島>
ギリシャ、エーゲ海南東に位置する面積が約1,400km²の巨大な島。
ロードスはギリシャ語で薔薇を指す。

薔薇を表象する太陽神を島民が信仰したことから、この名がついたと言われている。
ロードス島北東端にある港湾都市ロードスが中心都市であった。
前407年頃ロードス島の都市国家連合の首都として建設され、貿易を中心に発展した。
マケドニアのデメトリオス1世による攻撃(前305年)の撃退を記念して、
前290年頃、港に高さ33mあったとされる太陽神ヘリオスの彫像が建てられた。
この彫像はロードス島の巨象と呼ばれ、世界七不思議の1つに数えられている。
しかし早くも前225年頃の地震で破壊されてしまった。

ロードス島の巨象 16世紀のドイツ人画家Maarten van Heemskerckの版画

<ロードス島の貨幣発行>
ロードス島での最初の貨幣発行はアルカイック期に、イアリソス、カメイロス、リンドスの3都市で行われた。
ペルシア戦争後、ロードス島での貨幣発行は途絶えていたが、前408年頃、ロードス島が都市国家連合の首都となると、再び貨幣発行が行われるようになった。
前3世紀にはロードス島は地中海東部地域の最重要港湾都市となり貨幣発行も花開いた。
前167年、ローマがデロス島を自由港とすると、ロードス島の繁栄は陰りを見せていくようになった。
古代ギリシャコイン カリア地方ロードス島 テトラドラクマ銀貨 前3世紀 エーゲ海の薔薇の島、ロードス島のヘリオスと薔薇の銀貨

販売価格: 450,000円(税込)