古代ギリシャコイン イオニア地方 フォカイア 前450-前330年 ヘクテ金貨 グリフィンの兜のアテナ神

古代ギリシャコイン イオニア地方 フォカイア ヘクテ金貨(6分の1スタテル金貨)

前450-前330年発行

オモテ:グリュプス(ライオンの胴、鷲の頭と翼持った怪物)と羽飾りがついた兜をつけたアテナ神の左向きの肖像

ウラ:打ち込み

サイズ:2,53g 10mm


<フォカイア>
アナトリア半島西岸にあったイオニア人の都市。
フォカイアは他の小アジアの都市と並んで、最も早くにコインを発行した都市であった。
フォカイアはギリシア語でアザラシを意味し、フォカイアでは、アザラシが刻まれた金貨など、様々なエレクトロン金貨が発行された。
前545年、他のイオニア地方の都市と共にフォカイアもペルシアの支配下となり、前499年のイオニアの反乱の際にフォカイアも参加したが、5年で力は衰え、反乱は鎮圧された。
前5世紀末には、レスボス島のミティリーニと盛んに交流していたため貨幣単位が同一であったが、アレキサンダー大王の小アジア征服の頃には、この貨幣単位(ヘクテ)は小アジアで発行されなくなっていった。


この金貨に刻まれているアテナ神はギリシャ神話の女神でゼウスと知恵の女神メティスの子。
武装した姿で誕生したことから戦いの女神であると同時に知恵・芸術の女神でもある。
神話の中で彼女は特に英雄たちの近しい守護者として彼らを危難から救い出すことが多い。
古代ギリシャコインの図像にはよくアテナ神が刻まれた。
古代コインの発行目的の多くは兵士への報償であったことも、兵士の守り神であるアテナ神の肖像が好んでコインに取り入れられたことに関連しているのかもしれない。
このフォカイアの金貨のアテナ神はグリュプスが付いた兜をかぶっている。
グリュプスは、グリフォンまたはグリフィンとも言われるが、古代ギリシアの想像上の怪物。胴はライオンで鷲の頭と翼、蛇の尾を持つ。

コインオモテ面、兜のグリュプス部分拡大写真
古代ギリシャコイン イオニア地方 フォカイア 前450-前330年 ヘクテ金貨 グリフィンの兜のアテナ神

販売価格: 300,000円(税込)

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