古代ローマコイン 帝政期 ティベリウス アス銅貨 22-30年 アウグストゥス肖像 アラ・プロウィデンティアエ(先見の祭壇)

古代ローマコイン 帝政期 ティベリウス アス銅貨 22-30年 アウグストゥス肖像 アラ・プロウィデンティアエ(先見の祭壇)
古代ローマコイン 帝政期 アウグストゥス ティベリウス帝下 アス銅貨

22-30年、ローマ発行

オモテ:DIVVS AVGVSTVS PATER(神格化されたアウグストゥス 父) 放射状王冠をつけた左向きのアウグストゥスの肖像

ウラ: PROVIDENT(先見) SC (Senatvs Consvlto 元老院の承認を得て) 祭壇(アラ・プロウィデンティアエ)

サイズ:10,44g 29mm

ティベリウス帝下に発行されたオモテ面にアウグストゥスの肖像、ウラ面に祭壇(アラ・プロヴィデンティアエ)が刻まれたアス銅貨。


<祭壇(アラ・プロウィデンティアエ)>


アラ・プロウィデンティアエは「(アウグストゥスの)先見の祭壇」。
アラ・プロウィデンティアエがローマのどこにあったのかはわかっていないが、おそらくティベリウス帝の時代にカンプス・マルティウス(マルスの野:ティベリウス川東岸にあり、民会、軍事教練、競技会などがここで行われた)に建てられたのではないかと推測されている。
プロウィデンティアは先見の女神とされるが、特別な神話はない。
「先見」を持つことはローマ皇帝にとって欠かせない力であった。
PROVIDENT(先見)の銘がコインに初めて登場するのがこのコイン。
後のウィテリウスやウェスパシアヌスのコインにもアラ・プロウィデンティアエが刻まれた。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ