古代ケルトコイン ガリア・トレウェリー族(現ドイツ都市トリーア語源) 前70-前50年 銀貨 踊る人 古代ケルト芸術

古代ケルトコイン ガリア・トレウェリー族(現ドイツ都市トリーア語源) 前70-前50年 銀貨 踊る人 古代ケルト芸術
古代ケルトコイン ガリア・トレウェリー族 銀貨(キナリウス銀貨または軽いデナリウス銀貨)

前70-前50年発行

表:トルク(ケルト人が身に着けていた首輪)を腰にぶら下げ踊る人

裏:振り返る右向きの馬

サイズ:1,65g 13mm


(トレウェリー族)
ガリア・ベルガエ、現ルセンブルグ、ドイツ、モーゼル川沿いに居住していたケルト人。
現ドイツ都市トリーア(Trier)はトレウェリー族(Treveri)を語源とする。
トレウェリー族はガルア・ベルガエの中で最も有力な部族でカエサルの『ガリア戦記』の中に多くの記述が残されている。


<カエサル『ガリア戦記』の中のトレウェリー族に関する記述>
(前58年:1巻)
ゲルマン人のアリオウィストスとカエサルが戦争を起こした時、トレウェリー族はカエサルに使節を送り、ゲルマン人のスエビー族がナスアとキンベリウスという兄弟の指導者に導かれレーヌス河(現ライン河)を渡ろうとしっていることを報告した。

(前57年:2巻)
カエサルがベルガエ人ネルウィー族と戦った時、ガリア人の中で特に武勇で誉れが高いトレウェリー族はカエサルに援軍を送った。

(前57-前56年:3巻)
カエサルは副将ティトゥス・ラビエヌスをトレウェリー族に送り、ゲルマン人がレーヌス河(現ライン河)を越えてこないように監視させた。

(前54年:5巻)
トレウェリー族のインドゥティオマルスがローマに反乱を起したが、ティトゥス・ラビエヌス率いるローマ軍がこれを抑えインドゥティオマルスは殺害された。

(前53年:6巻)
再びトレウェリー族は反乱を起すも鎮圧され、インドゥティオマルスの婿で親ローマ派のキンゲトリクスに支配権が渡された。

(前52年:7巻)
ウェルキンゲトリクスの大反乱の際、トレウェリー族はゲルマン人に圧力をかけられていたため、ウェルキンゲトリクスに援軍を送らず、この戦争には不参加であった。

(前51-前50年:8巻)
トレウェリー族が謀反を起し、ティトゥス・ラビエヌスがトレウェリー族を制圧した。

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コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ