古代ケルトコイン ガリア・アンビアーニ族 (現フランス都市アミアンの語源) 前60-前25年 銀貨 兜を被った肖像 馬とヒッポカムポス 古代ケルト芸術

古代ケルトコイン ガリア・アンビアーニ族 (現フランス都市アミアンの語源) 前60-前25年 銀貨 兜を被った肖像 馬とヒッポカムポス 古代ケルト芸術
古代ケルトコイン ガリア・アンビアーニ族 銀貨

前60-前25年発行

オモテ:兜を被った肖像

ウラ:馬 馬の下にはヒッポカムポス(海馬)

サイズ:0,61g 15mm


ガリア・アンビアーニ族の1gにみたない重さの銀貨。
この銀貨はローマのデナリウス銀貨をモデルにして発行された。
オモテ面に兜を被った肖像は、ローマ共和政期のデナリウス銀貨のローマ神を原型にしていると推測される。

ローマ、デナリウス銀貨




<アンビアーニ族>
アンビアーニ族 Ambiani はガリア・ベルガエ、現在のフランス北部、ピカルディー地方、ソンム県に居住していたケルト人である。
ソンム県の県庁所在地アミアン(Amiens)はアンビアーニ族に由来する。
「アンビアーニ」はガリア語で「両側に住む者」を意味する。両側とは、ピカルデイ地方を通って、イギリス海峡へと注ぐ、ソンム川の両岸を意味すると推測されている。


<カエサル『ガリア戦記』の中のアンビアーニ族に関する記述>
・前57年、カエサル率いるローマ軍とベルガエ人の戦いの際に、アンビアーニ族は1万の兵士を保持していた。
・前52年のウェルキンゲトリクス率いるアレシアの決戦にアンビアーニ族は5000人の兵士を送った。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ