古代ローマコイン 帝政期 アウグストゥス テトラドラクマ銀貨 シリア・アンティオキア発行 前5年(アクティウムの勝利紀年法26年) アウグストゥス肖像 テュケーとオロンテス

古代ローマコイン 帝政期 アウグストゥス テトラドラクマ銀貨 シリア・アンティオキア発行 前5年(アクティウムの勝利紀年法26年) アウグストゥス肖像 テュケーとオロンテス
古代ローマコイン 帝政期 アウグストゥス テトラドラクマ銀貨

前5年、シリア・アンティオキア発行

オモテ:KAIΣAPOΣ ΣEBAΣTOV (カエサル アウグストゥス)
右向きの月桂冠を戴いたアウグストゥス肖像

ウラ:ETOVΣ SK NIKHΣ (UPAT)IB  AYT (アンティオキアを表すモノグラム)
(勝利の年(ETOVΣ NIKHΣ) 26年(SK)) (UPAT ギリシャ語でコンスル) IB (12) (コンスル12回目)
シュロの枝を持ったテュケー座像 泳ぐオロンテス

サイズ:14,45g 25mm

前5に属州シリア・アンティオキアで発行されたアウグストゥス肖像のテトラドラクマ銀貨。
ウラ面には、勝利の年26年を意味するETOVΣ SK NIKHΣの銘と、コンスル12回目を意味する、(UPAT)IB が表されている。
勝利の年26年は、アウグストゥスがクレオパトラに勝利したアクティウムの海戦の年、前31年を元年とした年の数え方で前5年にあたる。

城壁冠をつけた運命の女神テュケーは都市アンティオキアの守護神。女神の足元で泳ぐオロンテスは、アンティオキアに流れる川、オロンテス川を表している。


※リュシッポスの弟子、前4世紀の彫刻家エウトゥキデスの代表作は、テュケーとオロンテスである。
ヴァチカン美術館はこの作品のローマンコピー(ローマ時代の模作)を所蔵している。


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コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ