古代ローマコイン 共和政期 ディドラクマ銀貨 前269-前266年 ヘラクレス肖像 オオカミの乳を吸うロムルスとレムス ローマで最初に発行された銀貨

古代ローマコイン 共和政期 ディドラクマ銀貨 前269-前266年 ヘラクレス肖像 オオカミの乳を吸うロムルスとレムス ローマで最初に発行された銀貨
古代ローマコイン 共和政期 ディドラクマ銀貨(2ドラクマ) 

前269-前266年、ローマ発行

オモテ:右向のヘラクレス肖像 肩には棍棒とライオンの毛皮

ウラ:ROMANO (ローマ人の) 雌オオカミの乳を吸うロムルスとレムス

サイズ:6,93g 20mm

ローマで最初に発行された銀貨。
前272年、ローマはピュロス戦争に勝利し、タレントゥムを占領した。
豊かなギリシャ植民市タレントゥムを支配し財源が潤ったローマ人は、初めて都市ローマで独自の打刻銀貨の発行を行った。
前269年という年号はプリニウスの記述による。

オモテ面のヘラクレス肖像は、ローマ人のピュロス戦争の武勇を称えるため、武勇の英雄が選ばれたと推測されている。

ウラ面には、ローマ建国神話 雌オオカミの乳を吸うロムルスとレムスが表されている。
このロムルスとレムスはは前296年にローマに奉献されたロムルスとレムスの像がモデルになっていると推測されている。


前137年発行のデナリウス銀貨にもロムルスとレムスが表されている。


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コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ