古代ローマコイン 共和政終焉期 前43年夏〜秋 オクタウィアヌス アウレウス金貨 オクタウィアヌス肖像 カエサル肖像 オクタウィアヌス執政官就任のコイン

古代ローマコイン 共和政終焉期 前43年夏〜秋 オクタウィアヌス アウレウス金貨 オクタウィアヌス肖像 カエサル肖像 オクタウィアヌス執政官就任のコイン
古代ローマコイン 共和政期 オクタウィアヌス アウレウス金貨

前43年、夏から秋、イタリア発行

オモテ:C CAESAR COS PONT AVG (Caius Caesar Consul Pontifex Augur ガイウス・カエサル コンスル(執政官) ポンティフェクス(神官) アウグル(卜占官))
右向きのオクタウィアヌス肖像

ウラ:C CAESAR DICT PERP PONT MAX (Caius Caesar Dictator Perpetuo Pontifex Maximus ガイウス・カエサル 終身独裁官 最高神祇官 )
月桂冠を戴いた右向きのユリウス・カエサル肖像

サイズ:7,59g 18mm

貨幣発行人:オクタウィアヌス

オクタウィアヌスが最初にコインを発行したのは前43年4月ムティナの戦いの時であった。
ムティナの戦いの勝利後、オクタウィアヌスは、ローマに軍を進め、前43年8月、オクタウィアヌスはコンスル就任に成功し、自身の肖像が表されたこの金貨を発行した。
コインオモテ面には自身の肖像と共にコンスル、ポンティフェクス、アウグルの銘が刻まれている。
ウラ面には養父であるユリウス・カエサルの肖像を刻んだ。
オクタウィアヌスは、カエサルの正当な後継者であることをコイン図像で強く訴えている。
このコインはオクタウィアヌスがローマから再び、第2回三頭政治が締結されるボノニアの会談のため、ガリア・キサルピナに向かう途中に発行されたと推測されている。
前43年11月、第2回三頭政治が開始され、元老院議員たちの大虐殺、プロスクリプティオが行われた。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





写真撮影者:中村めぐみ