古代ローマコイン  共和政終焉期 前48年 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨 マルス神 ガリア人の縦笛 後にカエサル暗殺者の1人となるデキムス・ブルートゥスのコイン

古代ローマコイン  共和政終焉期 前48年 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨 マルス神 ガリア人の縦笛 後にカエサル暗殺者の1人となるデキムス・ブルートゥスのコイン
古代ローマコイン 共和政期 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨

前48年、ローマ発行

オモテ:右向きのマルス神の肖像

ウラ:ALBINVS BRVTI F (Albinus Bruti Filius アルビヌス ブルートゥスの息子)
クロスした2本のCaryx(カルニュクス:ケルト人が戦いの際に敵を威嚇するためにふいた縦笛)、楕円型の盾、車輪

サイズ:3,65g 18mm

貨幣発行者:デキムス・ポストゥミウス・アルビヌス (デキムス・ユニウス・ブルートゥス・アルビヌス)

デキムス・ユニウス・ブルートゥスは前77年の同名の執政官の息子であったが、アウルス・ポストゥミウス・アルビヌスの養子となったため、デキムス・ポストゥミウス・アルビヌスと名乗った。
ガリア戦争中、カエサルの下で活躍したため、カエサル派の重要人物であった。
しかし、前44年のカエサル暗殺に加わり、前44-前43年、ブルートゥス、カッシウスと共に、共和政派として、アントニウス、オクタウィアヌスと対峙した。
ムティナの戦いの後、アントニウスを追跡中に殺害された。

オモテ面には軍神マルス、ウラ面にはガリア人を象徴するカルニュクスが表されている。
この貨幣発行人デキムス・ブルートゥスのガリア戦争での功績を意味している。
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コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ