古代ローマコイン 共和政終焉期  カイウス・アンティウス・レスティオ 前47年 デナリウス銀貨 アンティウス・レスティオ(前68年の護民官)の肖像 裸のヘラクレス 前43年のプロスクリプティオ犠牲者のコイン

古代ローマコイン 共和政終焉期  カイウス・アンティウス・レスティオ 前47年 デナリウス銀貨 アンティウス・レスティオ(前68年の護民官)の肖像 裸のヘラクレス 前43年のプロスクリプティオ犠牲者のコイン
古代ローマコイン 共和政期 カイウス・アンティウス・レスティオ デナリウス銀貨

前47年、ローマ発行

オモテ:RESTIO (レスティオ)
右向きのアンティウス・レスティオの肖像

ウラ:C ANTIVS C F (Caius Antius Caii Filius カイウス・アンティウス カイウスの息子)
棍棒とトロフィーを持った裸のヘラクレス

サイズ:3,78g 18mm

貨幣発行人:カイウス・アンティウス・レスティオ
この貨幣発行人は、前43年の第二回三頭政治下(アントニウス、オクタウィアヌス、レピドゥス)のプロスクリプティオ(死刑宣告)の犠牲者と推測されている。
アントニウス、オクタウィアヌス、レピドゥスの3人委員は、前43年プロスクリプティオを行って、政敵の虐殺を行った。これにより、ローマ共和政派は根こそぎ殺され、ローマ帝政時代の幕が上がることになっていった。

オモテ面の肖像は、貨幣発行人カイウス・アンティウス・レスティオの父で、前68年の護民官を務めたカイウス・アンティウス・レスティオと推測されている。
ウラ面のヘラクレスは貨幣発行人のアンティウス家がヘラクレスの息子アンティアデスを祖先とすると主張していたことに由来すると推測されている。
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コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ