古代ローマコイン 共和政終焉期 前48年 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨 アウルス・ポストゥミウス肖像(前151年執政官) 麦穂のリース 後にカエサル暗殺者の1人となるデキムス・ブルートゥスのコイン

古代ローマコイン 共和政終焉期 前48年 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨 アウルス・ポストゥミウス肖像(前151年執政官) 麦穂のリース 後にカエサル暗殺者の1人となるデキムス・ブルートゥスのコイン
古代ローマコイン 共和政期 ブルートゥス・アルビヌス デナリウス銀貨

前48年、ローマ発行

オモテ:A POSTVMIVS COS (Aulus Postumius Consul アウルス・ポストゥミウス コンスル(執政官))
アウルス・ポストゥミウス(前151年のコンスル)右向きの肖像

ウラ:ALBINV  BRVTI F (Albinus Bruti Filius アルビヌス ブルートゥスの息子)
麦穂のリース

サイズ:3,65g 18mm

貨幣発行者:デキムス・ポストゥミウス・アルビヌス (デキムス・ユニウス・ブルートゥス・アルビヌス)

デキムス・ユニウス・ブルートゥスは前77年の同名の執政官の息子であったが、アウルス・ポストゥミウス・アルビヌスの養子となったため、デキムス・ポストゥミウス・アルビヌスと名乗った。
ガリア戦争中、カエサルの下で活躍したため、カエサル派の重要人物であった。
しかし、前44年のカエサル暗殺に加わり、前44-前43年、ブルートゥス、カッシウスと共に、共和政派として、アントニウス、オクタウィアヌスと対峙した。
ムティナの戦いの後、アントニウスを追跡中に殺害された。


コインオモテ面には、デキムス・ブルートゥスが養子に入ったポストゥミウス・アルビヌス家の祖先、前151年のコンスル(執政官)アウルス・ポストゥミウス・アルビヌスの肖像が表された。
前151年のコンスル、アウルス・ポストゥミウス・アルビヌスはギリシャに傾倒していた人物で、ギリシャ語で歴史書も書いており、キケロがその文学的才能を高く評価している。

ウラ面にはALBINV  BRVTI F (Albinus Bruti Filius アルビヌス ブルートゥスの息子)と自身の名とその周りに麦穂のリースが表されている。
この麦穂のリースは穀物供給と関連すると推測されている。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ