古代ローマコイン 共和政終焉期 前48年 ホスティリウス・サセルナ デナリウス銀貨 ガリア女性肖像 アルテミス神と雄鹿 カエサルのガリア征服を称えたコイン

古代ローマコイン 共和政終焉期 前48年 ホスティリウス・サセルナ デナリウス銀貨 ガリア女性肖像 アルテミス神と雄鹿 カエサルのガリア征服を称えたコイン
古代ローマコイン 共和政期 ルキウス・ホスティリウス・サセルナ デナリウス銀貨

前48年、ローマ発行

オモテ:ガリア女性の右向きの肖像 肖像の後ろにCarnyx(カルニュクス ガリア人が戦闘の時に敵を威嚇するために吹いた縦笛)

ウラ:L HOSTILIVS SASERNA (ルキウス・ホスティリウス・サセルナ)
槍を持ったディアナ神(アルテミス神)立像 左に雄鹿

サイズ:3,91g 18mm

カエサル派の人物、ルキウス・ホスティリウス・サセルナが発行したデナリウス銀貨。
この貨幣発行人は、カエサルのガリア戦争中に、カエサルの下でキャリアを積んだ。
それ故、カエサルのガリア征服の功績を象徴して、ガリアを象徴する意匠をコインに刻んだ。
オモテ面はガリアの女性が表されている。髪をアップにせず下した髪型がローマ人のガリア女性のイメージであったことがうかがえる。
ガリア女性肖像の後ろには、ガリア人が戦闘の際に吹いた縦笛、カルニュクスも表されている。

ウラ面には狩猟の女神アルテミスが表されている。
アルテミス神は都市マッサリア(現フランス・マルセイユ)の重要な女神で、この貨幣を発行したホスティリウス・サセルナがポンペイウスと対峙するカエサルのもと、マッサリアで陣を取ったことと関連していると推測されている。

ホスティリウス・サセルナはオモテ面がガリア男性のタイプのコインも発行した。

ガリア男性、ウェルキンゲトリクス?が表されたホスティリウス・サセルナのコイン

コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ