古代ローマコイン 帝政期 トレボニアヌス・ガルス 253年 アントニニアヌス銀貨 トレボニアヌス・ガルス肖像 平定者マルス

古代ローマコイン 帝政期 トレボニアヌス・ガルス 253年 アントニニアヌス銀貨 トレボニアヌス・ガルス肖像 平定者マルス
古代ローマコイン 帝政期 トレボニアヌス・ガルス アントニニアヌス銀貨

253年、シリア・アンティオキア発行

オモテ:IMP C C VIB TREB GALLVS P F AVG (Imperator Caesar Caius Vibius Trebonianus Gallus Pius Felix Augustus インペラトル カエサル ガイウス ウィビウス トレボニアヌス ガルス ピウス(敬虔な) フェリックス(幸福な) アウグストゥス)
放射光状王冠をつけた右向きのトレボニアヌス・ガルスの肖像

ウラ: MARTI PACIFERO (平定者マルス)
軍神マルス立像 右手にオリーブの枝、左手に槍

サイズ:4,33g 21mm

トレボニアヌス・ガルス
在位251-253年

251年、デキウス帝とその長男ヘレニウス・エトルスクス帝がゴート族に殺されると、ローマ軍はモエシア総督であったトレボニアヌス・ガルスを皇帝に推戴した。
トレボニアヌス・ガルスは前帝デキウスの次男ホスティリアヌスを「アウグストゥス」に推戴させ、共治帝とした。
実の息子ウォルシアヌスには「カエサル」(副帝)の称号を与えた。
同年、ホスティリアヌスは病死、すぐに実の息子ウァルシアヌスの「アウグストゥス」の称号を与えた。
252年、ローマの重要な都市アンティオキアがペルシア人によって陥落。
253年、モエシア総督アエミリウス・アエミリアヌスが、ゲルマン人征伐に成功し、軍団によって「アウグストゥス」に推戴された。これを制するため、トレボニアヌス・ガルスとウォルシアヌスは進軍するもインテラムナ(ローマから北75km)で兵士に殺された。



ホスティリアヌスのコイン

コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ