古代ローマコイン 帝政期 ゲタ デナリウス銀貨 208年 髭をはやしたゲタの肖像 祭壇の前に立つゲニウス神

古代ローマコイン 帝政期 ゲタ デナリウス銀貨 208年 髭をはやしたゲタの肖像 祭壇の前に立つゲニウス神
古代ローマコイン 帝政期 ゲタ デナリウス銀貨

208年、ローマ発行

オモテ:P SEPTIMIVS GETA CAES (Publius Septimius Geta Caesar プブリウス セプティミウス ゲタ カエサル)
髭をはやしたゲタの右向きの肖像

ウラ:PONTIF COS II (Pontifex Consul II ポンティフェクス コンスル2回)
火のついた祭壇の前に立つゲニウス神。右手にはパテラ、左手には麦穂

サイズ:2,73g 19mm


髭を生やしたゲタの肖像のデナリウス銀貨。
このコインが発行された時、ゲタは19歳、3年後には兄カラカラに殺された。


ゲタ
在位211年
189年、セプティミウス・セウェルスの次男として誕生した。
兄カラカラとは1歳違い。
198年、父セウェルスはパルティア征服の成功の後、長男カラカラに「アウグストゥス」の称号を与えた。
この時、弟ゲタには「カエサル」の称号が与えられた。
209年、ゲタも「アウグストゥス」の称号を得た。

211年、セプティミウス・セウェルス帝がブリタニア遠征中に死去した後、兄カラカラと共に共治帝となった。
しかし、わずか10ヶ月後にカラカラに殺された。
一説には、カラカラは母ユリア・ドムナの前でゲタを毒殺し、ゲタは母の腕の中で息絶えたという。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ