古代ローマコイン 帝政期 ディディウス・ユリアヌス 193年 デナリウス銀貨 ディディウス・ユリアヌスの肖像 コンコルディア神 66日間の皇帝ディディウス・ユリアヌス

古代ローマコイン 帝政期 ディディウス・ユリアヌス 193年 デナリウス銀貨 ディディウス・ユリアヌスの肖像 コンコルディア神 66日間の皇帝ディディウス・ユリアヌス
古代ローマコイン 帝政期 ディディウス・ユリアヌス デナリウス銀貨

193年、ローマ発行

オモテ:IMP CAES M DID IVLIAN AVG (Imperator Caesar Marcus Didius Julianus Augustus インペラトル カエサル マルクス ディディウス ユリアヌス アウグストゥス)
月桂冠を戴いた右向きのディディウス・ユリアヌスの肖像

ウラ:CONCORD MILIT (Concordia Militum 軍隊の和平)
軍旗を持つコンコルディア神の立像

サイズ:3,27g 17mm


ディディウス・ユリアヌス
在位193年
192年の年末にコンモドゥス帝が暗殺され、193年の元旦、ペルティナクスが帝位につくも3ヶ月で暗殺され、ローマは混乱。
その後、親衛隊による(元老院を無視した)ローマ皇帝位の「公開競売」が行われ、資産家であったディディウス・ユリアヌスが皇位を競り落とした。
しかし、この時、他に3人の属州総督が皇帝に名乗り出ていた。
1人はシリア総督のペルケニウス・ニゲル、もう1人はブリタニア総督のクロディウス・アルビヌスであった。

ペルケニウス・ニゲル肖像 

クロディウス・アルビヌスの肖像 

そして3人目がこの内乱を勝ち取ったパンノニア総督のセプティミウス・セウェルスであった。
セプティミウス・セウェルスはカルヌントゥム(現オーストリア、ローマ軍の駐屯地)で皇帝と宣言され、ローマへと向かった。
193年6月1日、元老院はセプティミウス・セウェルスを皇帝とする動議を可決し、ディディウス・ユリアヌスを処刑した。
わずか66日間の在位であった。
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コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ