古代ローマコイン 帝政期 ウェスパシアヌス デナリウス銀貨 72年 コンマゲネ王国征服時のコイン ネプトゥヌスの復活

古代ローマコイン 帝政期 ウェスパシアヌス デナリウス銀貨 72年 コンマゲネ王国征服時のコイン ネプトゥヌスの復活
古代ローマコイン 帝政期 ウェスパシアヌス デナリウス銀貨

72年、アンティオキア発行

オモテ:IMP CAES VESP AVG P M COS IIII (Imperator Caesar Vespasianus Augustus Pontifex Maxims Consul IIII インペラトル カエサル ウェスパシアヌス アウグストゥス ポンティフェクス・マキシムス(最高神祇官) コンスル4回目)
月桂冠を戴いた右向きのウェスパシアヌスの肖像

ウラ:NEP RED (Neptuno Reduci ネプトゥヌスの復活) ネプトゥヌス(海神)の立像 右足を球の上に置いている 右手にはアプルストゥル(装飾された船尾) 左手には長槍

サイズ:3,39g 18mm

ウェスパシアヌスの72年のコンマゲネ王国征服時に発行されたデナリウス銀貨。
72年以降、コンマゲネ王国はシリア属州に組み込まれた。
ウラ面の銘NEP RED (Neptuno Reduci ネプトゥヌスの復活) ネプトゥヌス(海神)の立像は、ネプトゥヌスの加護によってローマが勝利することを意味している。


ウェスパシアヌス

ウェスパシヌス彫像 ナポリ考古学博物館

在位69-79年
ネロの死後の内乱を終結させ、ローマに「パンとサーカス」という民衆統治を確立した。
ウェスパシアヌスはローマのコロッセオを建造した。しかしコロッセオが完成したのはウェスパシアヌスの死後1年後であった。


ティトゥスのコロッセオが表されたセステルティウス銅貨 81-82年発行


現在のローマ、コロッセオ(フラウィウス円形闘技場)

ウェスパシアヌスの死後、彼らの息子2人、ティトゥスとドミティアヌスが皇帝となった。
この3人の時代は彼らの名からフラウィウス朝と呼ばれる。
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン詳細、掲載写真撮影:中村めぐみ