古代ローマコイン 帝政期 トラヤヌス アラビア・ボストラ発行 デナリウス銀貨 114-116年 アラビア属州を象徴するラクダのコイン

古代ローマコイン 帝政期 トラヤヌス デナリウス銀貨

114-116年、アラビア・ボストラ発行

オモテ:AYTOKP KAIC NEP TRAIANW APICTW CEB GEPM DAK 月桂冠を戴いた右向きのトラヤヌス帝

ウラ:DHMAPX EX YPATO S 左向きのラクダ

サイズ:2,67g 18mm

ボストラは現在のシリアにあった都市。
ナバテア王国の都市であったが、106年にトラヤヌス帝が配下に置き、アラビア属州となった。
この時に、都市の名はノヴァ・トラヤナ・ボストラ(NOVA TRAJANA BOSTRA)に改名された。
ナバテア人はシルクロード貿易でラクダを使っていたことで有名であった。
ラクダはナバテアを象徴している。

前58年発行のローマ共和政期のデナリウス銀貨(下写真)に、ナバテア王国のアレタス3世の降伏の図像が刻まれている、アレタス3世の横にはラクダがいる。
ローマ共和政時代からラクダはナバテアの象徴であったことがうかがえる。

ローマ・共和政期 デナリウス銀貨

トラヤヌス

オスティア博物館
在位98-117年
ローマ史上、最も偉大な皇帝と呼ばれることが多い人物。
前皇帝にネルウァに後継者に指名され、ネルウァの死後、98年に皇帝に即位。
トラヤヌスは、ダキア、アラビア、パルティアを征服し、トラヤヌスの時代、ローマ帝国の領土は最大となった。
ダキア征服によって、資金に恵まれたトラヤヌスは数々の建造物を帝国に築いた。
中でも現在もローマに聳え立つ、トラヤヌス広場のトラヤヌスの記念柱は素晴らしい。

<トラヤヌスの記念柱>


ローマ、トラヤヌス帝の記念柱

トラヤヌスのダキア征服を記念して113年5月に完成された。
高さが約30メートルにも及ぶこの記念柱は20個の巨大な大理石ブロックで出来ている。
柱には螺旋状にトラヤヌス帝のダキア戦争の様子が彫られている。
柱の最上部には、コイン図像の通り、トラヤヌス帝の彫像が置かれていた。1588年からは聖ペトロの像が建てられた。
117年、トラヤヌスが病死した後、トラヤヌスの遺灰は黄金の壺におさめられ、トラヤヌスの記念柱の基部に安置された。

トラヤヌスの記念柱が表されたデナリウス銀貨 115年発行
古代ローマコイン 帝政期 トラヤヌス アラビア・ボストラ発行 デナリウス銀貨 114-116年 アラビア属州を象徴するラクダのコイン

販売価格: 100,000円(税込)

在庫有り
数量: