古代ローマコイン 帝政期 ドミティアヌス クアドランス銅貨 83年以降 「パンとサーカス」を象徴するサイのコイン

古代ローマコイン 帝政期 ドミティアヌス クアドランス銅貨 83年以降 「パンとサーカス」を象徴するサイのコイン
古代ローマコイン 帝政期 ドミティアヌス クアドランス銅貨 

83年以降、ローマ発行

オモテ:右向きのサイ

ウラ: IMP DOMIT AVG GERM (Imperator Domitianus Augustus Germanicus インペラトル ドミティアヌス アウグストゥス ゲルマニクス) SC(Senatvs Consvlto 元老院の承認を得て)

サイズ:2,38g 15mm


サイが刻まれたドミティアヌス帝のクアドランス銅貨。
サイはコロッセオの剣闘競技で人間と戦わせられ、古代ローマで見世物として人気があった動物でした。
サイは、ドミティアヌスの時代の「パンとサーカス」を象徴している。

ドミティアヌス
在位81-96年

ドミティアヌス彫像 1世紀 ローマ国立博物館

ウェスパシアヌスの次男、兄ティトゥスの死後、ローマ皇帝に即位。
ウェスパシアヌスとその息子2人、ティトゥス、ドミティアヌスによるフラウィウス朝期は、コロッセオが建設され、ローマに「パンとサーカス」とよばれる民衆統治を確立された時代。
さらにドミティアヌスは、現在はナヴォーナ広場となっている、ドミティアヌスの競技場を86年に完成させた。

ローマ、ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場の地下、ドミティアヌス競技場博物館

ドミティアヌス競技場が表されたセプティミウス・セウェルスの金貨
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コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ