古代ローマコイン 帝政期 カリグラ 40年 クアドランス銅貨 カリグラの税制廃止のコイン

古代ローマコイン 帝政期 カリグラ 40年 クアドランス銅貨 カリグラの税制廃止のコイン
古代ローマコイン 帝政期 カリギュラ クアドランス銅貨 

40年、ローマ発行

オモテ:C CAESAR DIVI AVG PRON AVG(Caius Caesar Divi Augusti Pronepos Augusti ガイウス・カエサル ディウィ・アウグスティ(神君アウグストゥスの) プロネポス・アウグスティ(アウグストゥスの曾孫)
SC(Senatvs Consvlto 元老院の承認を得て)の間にピレウス(解放された奴隷がかぶるフェルト帽)

ウラ:PON M TR P IIII PP COS TERT(Pontifex Maximus Tribunitia Potestate quartus Pater Patriae Consul tertius ポンティフェクス・マキシムス(最高神祇官) トリブニキア ポテスタテ(護民官職権)4回目 パテル・パトリアエ(国家の父) コンスル(執政官)3回目)
RCC(Remissa Ducentesima 200分の1税の廃止)

サイズ:2,82g 20mm

38年のカリグラの200分の1税、廃止を記念したクアドランス銅貨。
アウグストゥスによって、競売に対して課す100分の1税が始まった。
ローマ市民に不評であったこの税をティべリウスが半分に減税し、200分の1税とした。
カリグラはこの200分の1税を38年に廃止した。

オモテ面のピレウスは奴隷が解放された時に被るフェルト帽で、ローマ人が税から解放されたことを意味している。

歴史では悪名高く語られるカリグラの税制廃止という良い面がうかがえる、重要なコイン。

ローマで発掘されたカリグラと推定される小像 ローマ国立博物館
コイン発行時の歴史背景は、下の「コインで見る、古代ローマ史年表」をクリックしてご覧ください。





コイン解説、写真撮影者:中村めぐみ